本記事ではmineoから乗り換える場合のおすすめ格安SIMを解説します。
シムラボのおすすめは以下の5社です。
キャリア | 特徴、おすすめの人 |
---|---|
IIJmio | 一番おすすめ、料金も安い スマホがそのまま使える |
LINEMO | 3GBが月990円 Sプランからならここ |
ワイモバイル | 全国に店舗あり Sプランから乗り換え |
楽天モバイル | 国内通話は無料でかけ放題 使い放題で3278円 |
ahamo | 30GB/110GBならここ 5分かけ放題付き |
一番おすすめは料金が安くて似たサービスを提供するIIJmioです。
ただし、昼の通信速度は(mineoよりは速いものの)遅いので、速度が気になる人はahamo・LINEMOや楽天モバイルを検討しましょう。
mineoからMNP転出する手順・MNP予約番号の発行方法などはこちらに詳しくまとめています。
IIJmio
まず紹介するのはIIJmioです。
IIJmioはドコモ・au回線が選べるので、mineoのAプランとDプランの人は現在使っているスマホがそのまま使えます。
2GBから50GBまで容量を細かく選べ、料金は主要なMVNOで最安値級です。
通信速度もmineoよりは速いです。
- ドコモ回線/au回線が選べる
- 料金は主要なMVNOで最安値級
- 50GBまでプランが細かく選べる
- スマホ価格がかなり安い
- 通話料金は自動で半額
- お昼の通信速度は遅め
- 低速モードは容量制限あり
スマホがそのまま使える
IIJmioはドコモ回線・au回線が選べます。
そのため、mineoのDプランを契約していた人はIIJmioでドコモ回線を選べばスマホはそのまま使えます。
同様に、Aプランを契約していた人はIIJmioのau回線を選べばそのまま使えます。
mineoで使えていたスマホはiPhoneもAndroidも使えます。
SIMを差し替えてAPN設定するだけなので簡単です。
詳細は公式サイトの動作確認端末一覧を確認してください。
料金はMVNOで最安値級
IIJmioの最大の特徴は料金の安さです。
現在のメインプランである「ギガプラン」は主要なMVNOで最安値級の料金です。
▼ギガプランの料金表▼
容量 | 音声SIM |
---|---|
2GB | ¥850 |
4GB | ¥990 |
8GB | ¥1,500 |
15GB | ¥1,800 |
20GB | ¥2,000 |
30GB | ¥2,700 |
40GB | ¥3,300 |
50GB | ¥3,900 |
mineoでは1GBで1,298円でしたが、IIJmioなら2GBで月850円です。
5GBプランも10GBプランもmineoよりIIJmioの方が断然安いです。
さらに最大50GBの大容量プランも選べます。
mineoで通信速度が不満だった人はLINEMO・ワイモバイル・UQモバイル・ahamoがおすすめですが、料金面ではIIJmioがおすすめです。
速度はmineoよりは速いので、IIJmioなら幾分改善するでしょう。
乗り換えキャンペーンがお得
IIJmioは乗り換えキャンペーンが豪華なのもメリットです。
ほぼ1年中、乗り換えキャンペーンを実施しており、初期費用割引やスマホセールでお得に契約できます。
特にスマホセールはかなり豪華で、一括110円や一括500円で買えるスマホも人気です。
mineoは端末価格が高いのがデメリットでしたが、IIJmioは機種変更時の価格も安いので、乗り換えと同時に新しいスマホを買いたい人もIIJmioがおすすめです。
昼の通信速度は遅め
IIJmioの最大の注意点は通信速度です。
ドコモ回線もau回線も通常時は十分な速度ですが、お昼はやや遅いです。
昼12~13時は1Mbpsちょっとに落ちるので、WEBサイトやSNSの閲覧には影響が出てくるでしょう。
動画も設定画質によっては詰まるかもしれません。
ただし、遅くなるのは12~13時の1時間ほどです。
mineoもお昼は遅くなりますが、速度はIIJmioの方がやや速いです。
速度にこだわる人はワイモバイル・UQモバイルかahamo・LINEMO・povo2.0への乗り換えがおすすめですが、お昼の1時間が我慢できれば問題ないでしょう。
その他、IIJmioの特徴やメリット・デメリットはこちらにまとめています。
▼IIJmioの詳細はこちら▼
LINEMO
続いて紹介するのはLINEMO(ラインモ)です。
特に毎月のデータ使用量が3GB以下の人、mineoのソフトバンク回線を契約中の人はまずLINEMOを検討しましょう。
LINEMOはソフトバンクグループのオンライン専用ブランドで、ソフトバンクと同じ通信品質・通信速度が出ます。
mineoのソフトバンク回線で使っていたスマホはそのまま使えますし、iPhoneやmineoで買ったAndroidスマホもほぼすべて使えます。
さらにLINEはカウントフリーなので、LINE電話やビデオ通話をする人にもおすすめです。
- 通信速度が一日中速い
- 特に3GBが月990円は安い
- LINEはデータカウントフリー
- キャンペーンが豪華
- 店舗サポートはない
- 端末は自分で用意が必要
▼月3GB以下ならここ▼
通信速度が一日中速い
LINEMOは通信速度が一日中速いのがメリットです。
mineoは回線混雑時に速度が遅くなり、昼や夕方には1Mbps以下の通信制限がかかったような速度になります。
一方、LINEMOはソフトバンクと同じ回線をそのまま使っているため、昼でも速度が遅くなりません。
シムラボでもLINEMOの通信速度を毎月測定していますが、いつ測定しても一日中快適です。
他キャリアでは通信速度と料金の安さはトレードオフの関係になりますが、LINEMOは快適な速度を安い料金で使えるのがメリットです。
mineoで通信速度が不満だった人はLINEMOなら快適に使えるでしょう。
3GBプランの料金が安い
LINEMOの最大のメリットは3GBプランの料金の安さです。
<LINEMOの料金プラン>
ベストプラン | ベストプランV | |||
---|---|---|---|---|
容量 | ~3GB | ~10GB | ~20GB | ~30GB |
月額料金 | 990円 | 2090円 | 2970円 | 3960円 |
5分 かけ放題 |
月550円 | 料金に含む | ||
無制限 かけ放題 |
月1,500円 | 月1,100円 | ||
容量 超過後 最大速度 |
300kbps (15GB超過後 は128kbps) |
1Mbps (45GB超過後 は128kbps) |
<LINEMOの料金プラン>
ベストプラン | ベストプランV | |||
---|---|---|---|---|
容量 | ~3GB | ~10GB | ~20GB | ~30GB |
月額料金 | 990円 | 2090円 | 2970円 | 3960円 |
5分 かけ放題 |
月550円 | 料金に含む | ||
無制限 かけ放題 |
月1,500円 | 月1,100円 | ||
容量 超過後 最大速度 |
300kbps (15GB超過後 は128kbps) |
1Mbps (45GB超過後 は128kbps) |
データ使用量が月3GBなら料金は月990円です。
音声20GBも5分かけ放題がついて月2,970円と格安ですね。
光回線とのセット割や家族割が無くてもこの価格で使えます
制限時の最大速度もベストプランは最大300kbps、ベストプランVは最大1Mbpsです。
最大1MbpsならYoutubeも480p画質までならつまらずに視聴できますし、SNSやWEBサイトもなんとか視聴できます。
月20GBのスマホプランはmineoの方が安いですが、容量超過後も最大1Mbpsで使える、LINEがギガフリー、通信速度が一日中速いなどのメリットを考えると20GBでもお得かもしれません。
なお、固定回線をソフトバンク光かソフトバンクエアーにしておうち割を適用できるならLINEMOよりワイモバイルのプランMの方がお得です。
乗り換えキャンペーンが豪華
LINEMOはキャンペーンが豪華なのも特徴です。
mineoはほとんどキャンペーンを実施していませんが、LINEMOは常時お得なキャンペーンを実施しています。
まず、ベストプランは6カ月間実質無料になるキャンペーンを実施しています。
契約するだけで6カ月間はPayPayポイントが毎月990円分還元されるうえに、5分かけ放題が7カ月間無料で使えるキャンペーンやデータ増量キャンペーンも併用できます。
時期によっては8カ月や12か月間無料で使える場合もあるのでこまめにキャンペーン情報を確認してください。
ベストプランVもお得です。
乗り換えで最大10,000円分のPayPayポイントが還元されますし、不定期に還元額がアップします。
LINEはギガフリー
LINEMOにはLINEで消費したデータ容量がカウントされない「LINEギガフリー」というサービスがあります。
LINEの文字やスタンプのやり取りはそれほどデータ容量を消費しませんが、音声通話やビデオ通話もカウントフリーになるのがメリットです。
家族・友人や恋人同時でLINE通話を長時間する人にもおすすめです。
また、データ容量を使い切った後もLINEは高速で通信できます。
▼乗り換えはこちら▼
店舗サポートがない
ただし、LINEMOにもいくつかデメリット・注意点があります。
- 店舗がない
- 端末は自分で用意が必要
- データ繰り越しなし
LINEMOの最大のデメリットは店舗がないことです。
LINEMOはオンライン専用のブランドで、店舗を持たないことで料金を安くしています。
ソフトバンクやワイモバイルの店舗でもサポートしてくれません。
手続きはオンラインで簡単にできるので慣れれば問題ないですが、初めて格安SIMに乗り換える人は少々不安かもしれません。
mineoにも店舗がないのであまり影響はないと思いますが、店舗があったほうが良いという人はワイモバイルがおすすめです。
シムラボでも初めて格安SIMを契約する場合は店舗があるワイモバイル(もしくはUQモバイル)をおすすめしています。
端末は自分で用意が必要
LINEMOは端末を販売していないため、端末は自分で用意が必要です。
iPhoneを使いたい人はApple Storeや楽天モバイル 楽天市場店で端末のみを購入し、自分で機種変更しましょう。
持ち込のAndroidスマホもLINEMOで使えますが、その場合は必ず動作確認端末一覧ページを確認してください。
そのほかにもデータ繰り越しなし、低速モードが無いなどのデメリットはありますが、3GBプランなら格安SIMで最もオススメのキャリアです。
LINEMOのデメリット/メリットやキャンペーンはこちらにまとめています。
▼乗り換えはこちら▼
UQモバイル
続いてのおすすめキャリアはUQモバイルです。
UQモバイルはLINEMOやのちほど解説するワイモバイル・ahamoと並んで通信速度が速い点がメリットです。
現在マイネオのAプラン(au回線)を契約している人はUQモバイルへの乗り換えが一番おすすめです。
現在の端末がそのまま使えます。
ドコモ・ソフトバンク回線の人も、au回線で使える端末であればUQモバイルへの乗り換えも可能です。
- 格安SIM最速クラスの通信速度
- 家族割・自宅セット割適用可
- 余ったデータは翌月に繰越し
- 容量超過後も最大1Mbps
- 店舗が全国にある
- 公式サイト限定キャンペーン
- 料金は少し高い
- 最大20GBまでしか選べない
特に通信速度にこだわる人はワイモバイルとUQモバイルが断然おすすめですね。
一方、抜群の通信の安定性と手厚いサポートがある分だけ少し料金は高めなので、できるだけ安くしたい人はLINEMOやIIJmioを検討しましょう。
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルのメインプランはコミコミプラン・トクトクプラン・ミニミニプランです。
<UQモバイルの料金表>
コミコミ プラン |
トクトク プラン |
ミニミニ プラン |
|
---|---|---|---|
データ 容量 |
20GB | 15GB | 4GB |
料金に含む かけ放題 |
10分 かけ放題 |
ー | ー |
月額 料金 |
3,278円 | 3,465円 (~1GB: 2,277円) |
2,365円 |
①自宅 セット割 |
― | -1,100円 | -1,100円 |
②家族 セット割 |
― | -550円 | -550円 |
③au PAY カード割 |
― | -187円 | -187円 |
①+③適用時 の料金 |
― | 2,178円 (~1GB: 990円) |
1,078円 |
節約モード (最大速度) |
ー | ー | 〇 (300kbps) |
容量超過後 の最大速度 |
1Mbps | 1Mbps | 300kbps |
データ 繰り越し |
〇 | 〇 | 〇 |
有料の通話 オプション (月額) |
・通話放題: 1,100円 |
・通話放題:1,980円 ・通話放題ライト:880円 ・通話パック60分:550円 |
光回線やauでんきとのセット割が適用できればさらに安くなります。
ただし、セット割がない場合は他のMVNOより少し高いので、契約がスマホのみの場合や家族で契約しない場合はLINEMOやIIJmioを検討しましょう。
通信速度は非常に速い
UQモバイルは格安SIMの中では通信速度が高速です。
お昼でも速度が落ちません。
格安SIMではLINEMO・ahamoとワイモバイル・UQモバイルの通信速度は圧倒的で、mineoやIIJmioよりも速いです。
マイネオの通信速度が不満だった人も、UQモバイルの通信速度なら問題ないでしょう。
特にマイネオは昼が遅かったので、UQモバイルなら劇的に改善するはずです。
容量超過後も最大1Mbps
UQモバイルのコミコミプラン・トクトクプランは高速通信の容量を使い切っても最大1Mbpsで通信できます。
1Mbps近い速度が出ていれば、WEBサイトやSNSの閲覧はもちろん、480p程度の画質であればYoutubeの視聴も快適です。
データ容量は使い放題なので、うまく使えばかなりの大容量を使えます。
au回線ならスマホはそのまま
UQモバイルとmineoのAプランは同じau回線を使っています。
そのため、現在mineoのau回線を契約中の人はUQモバイルでも同じスマホが使えます。
iPhoneはもちろん、Androidスマホも利用可能です。
もちろん、ドコモ回線・ソフトバンク回線からの乗り換えもおすすめです。
iPhoneならSIMフリーまたはSIMロック解除済みならUQモバイルでも使えますし、AndroidもほとんどはUQモバイルで使えます。
全国に店舗がある
mineoはサポートが受けられる店舗がほとんど無いのが難点でした。
一方、UQモバイルは全国に店舗があるのがメリットです。
ドコモショップと同じようにUQモバイルは全国に店舗があり、契約手続きができたりサポートを受けられます。
最大20GBまでしか選べない
ここからはUQモバイルのデメリットです。
mineoと同じく、UQモバイルの現行プランは最大20GBまでしか選べません。
マイそくのような使い放題プランもありません。
20GB以上使いたい人はデータ使い放題で月額3,278円の楽天モバイルや、月110GBまで使えるahamoも検討しましょう。
3日間6GBの容量制限あり
UQモバイルでは、3日間のデータ使用量が6GBを超えると速度制限がかかります。
実際には3日間で6GBを超えたからといって制限がかかることは少ないようですが、念のため注意が必要です。
▼au回線ならUQモバイル▼
ワイモバイル
続いてのおすすめの乗り換え先はワイモバイルです。
特にmineoでソフトバンク回線を契約していた人におすすめです。
ドコモ回線・au回線の人も、ワイモバイル(ソフトバンク回線)で使える端末であればワイモバイルへの乗り換えも可能です。
- 速度が圧倒的に速い
- プランM/Lは制限時も最大1Mbps
- ソフトバンクWi-Fiスポット無料
- PayPayとの連携がお得
- 光回線とのセット割でさらに安く
- 店舗数は格安SIM最多
- 低速モードなし
- 4GB~20GBの間がない
私自身もワイモバイルをメインで契約しています。
ワイモバイルの評判やメリット・デメリットはこちらにまとめています。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルのスマホ用のプランは「シンプル2」です。
<シンプル2の料金表>
プラン | S | M | L |
---|---|---|---|
データ 容量 |
4GB | 20GB | 30GB |
月額 料金 |
¥2,365 | ¥4,015 | ¥5,115 |
各種割引 適用後料金 |
¥1,078 | ¥2,178 | ¥3,278 |
通信量1GB 以下の割引 |
― | -¥1,100 | -¥2,200 |
制限時の 最大速度 (※) |
300kbps | 1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 ・10分かけ放題:880円 ・時間無制限かけ放題:1,980円 |
※1:基本容量の半分を超えると最大128kbpsに制限
3GBプランが人気ですが、比較的大容量の20GB/30GBプランも選べます。
おうち割でさらに割引
ワイモバイルのシンプル2は、おうち割とPayPayカード割の併用も可能です。
特におうち割は割引額が大きく、自宅の固定回線がソフトバンク光またはソフトバンクエアーなら、全回線が毎月最大1650円割引されます。
PayPayカード割は毎月187円割引ですが、PayPayカードは年会費無料なので必ず割引を適用させましょう。
<割引適用時の料金>
S | M | L | |
---|---|---|---|
通常料金 | ¥2,365 | ¥4,015 | ¥5,115 |
おうち割 による割引 |
-¥1,100 | -¥1,650 | -¥1,650 |
カード割 による割引 |
-¥187 | -¥187 | -¥187 |
おうち割 適用時の料金 |
¥1,078 | ¥2,178 | ¥3,278 |
通常料金はmineoより高いですが、おうち割とPayPayカード割を適用すると他社と変わらないくらい安くなります。
店舗があって通信速度も速くてこの料金は非常にお得です。
通信速度は非常に速い
ワイモバイルの最大の特徴は通信速度が非常に速いことです。
格安SIMではワイモバイルとUQモバイルの通信速度は圧倒的で、mineoよりも断然速いです。
格安SIMのどこも速度が遅くなるお昼でも、ワイモバイルとUQモバイルは速度が落ちません。
mineoの通信速度が不満だった人も、ワイモバイルの通信速度なら問題ないでしょう。
M/Lは制限時も最大1Mbps
ワイモバイルのプランM・Lは容量を使い切っても最大1Mbpsで通信できます。
最大1Mbpsの速度があれば、SNSやWEBサイトの閲覧に加え、480p程度の画質であればYoutubeなどの動画視聴も可能です。
通信制限がかかってもほとんどのことは問題なくできますので、かなり便利です。
ただし、シンプル2では低速通信に容量制限が設けられました。
低速で基本容量の半分(プランMなら10GB)使うと速度が最大128kbpsに制限されます。
店舗数は格安SIM最多
mineoと異なり、ワイモバイルには店舗があります。
ワイモバイルは全国にあるショップでワイモバイルの各種サポートや契約を受け付けてくれます。
申込受付だけでなくトラブル時のサポートやスマホ教室もありますので、ご自宅や職場の近くに店舗があるのは非常に安心です。
低速モードがない
ここからはワイモバイルの注意点です。
mineoには低速モードがありましたが、ワイモバイルには低速モードがありません。
SNSをたくさん使う人や音楽ストリーミングを利用される人は少々残念ですね。
ワイモバイルの通信制限時の速度は最大1Mbpsですが、低速モードはないので最大1Mbpsは容量を使い切った後にしか使えません。
4~20GBの間のプランがない
ワイモバイルのプラン「シンプル2」はプランS:4GBとプランM:20GBの間が広く空いています。
mineoで5~10GB程度のプランを契約していた人はプランMの20GBを契約せざるを得ません。
プランMでも割引適用で月2,178円なのでかなり安いのですが、毎月大量のデータを余らせるとなんだか損した気分ですね。
毎月のデータ使用量が5GB~10GBの人はIIJmioもおすすめです。
その他、ワイモバイルの特徴や注意点は下記を参考にしてください。
▼公式サイトで詳細を見る▼
楽天モバイル
続いて紹介するのは楽天モバイルもおすすめです。
月額3,278円でデータ使い放題・通話し放題の衝撃的な価格が魅力です。
毎月20GB以上使う場合や、mineoでマイそくを契約していた人は楽天モバイルを検討しましょう。
ただし注意点もあり、乗り換え時には注意が必要です。
- 月3,278円でデータ使い放題
- 3GB以下なら月1,078円
- 国内通話が無料でかけ放題
- 乗り換えキャンペーンが豪華
- 楽天市場の買い物がお得に
- 最低利用期間/違約金なし
- 全国に店舗あり
- 電波が弱いエリアも
最大のメリットは料金の安さと、乗り換えキャンペーンのお得さです。
一方、通信品質には制限があります。
スマホをガンガン使う人や仕事で使う場合は注意が必要です。
料金プランはかなり安い
楽天モバイルの最大のメリットは料金プランの安さです。
楽天モバイルの料金表は以下のとおりです。
<楽天モバイルの料金表>
容量 | 基本料金 | 通話料金 |
---|---|---|
3GB まで |
¥1,078 | 国内通話 かけ放題 (※1) |
3GB~ 20GBまで |
¥2,178 | |
20GB以上 無制限 |
¥3,278 |
※1:一部かけ放題対象外あり
楽天モバイルの料金プランは使ったデータ容量で料金が決まる従量課金制のプランで、月のデータ使用量が3GB以下なら料金は月1,078円です。
Rakuten Linkというアプリを使えば国内通話は無料でかけ放題なので、月1,078円で3GBのデータ通信とかけ放題が使えます。
また、月20GB以上はどれだけ使っても月3,278円以上かかりません。
データ使い放題・国内通話かけ放題で月3,278円は破格です。
大手キャリアのような家族割や光回線とのセット契約は不要で、1人で契約してもこの料金で契約できます。
もちろん最低利用期間や違約金はありません。
もちろんまだまだエリアが狭い・使える端末が少ないなどの注意点はありますが、このサービス内容でこの料金は破格です。
mineoは最大20GBのプランしかありませんので、20GBでは足りない人は楽天モバイルを検討しましょう。
マイそくからの乗り換えもおすすめです。
また、楽天モバイルは無料で国内通話がかけ放題になるので、mineoでかけ放題を契約していた人の乗り換えもおすすめです。
乗り換えキャンペーンが豪華
楽天モバイルは豪華なキャンペーンも特徴です。
最近ではSIMと端末をセットで契約すると高額な割引と楽天ポイント還元が受けられるキャンペーンを常時実施しています。
実質1円・実質0円で買える端末も多いです。
また、最新のiPhoneとセットで契約するのもお得です。
iPhoneはApple Storeやドコモ・au・ソフトバンクと同じタイミングで最新機種が買えますし、価格は4キャリアで最安値です。
最低利用期間も違約金もないので、キャンペーンで気軽にお得に契約できるのがメリットですね。
通信エリア・安定性に注意
ここからは楽天モバイルの注意点です。
楽天モバイルの最大の弱点は通信品質です。
楽天モバイルはデータ使い放題なのが最大のメリットですが、エリア内でも電波が弱くなる場合があります。
都内ではほとんど問題なく使えるようになりましたが、建物内や地下などは万全とは言えません。
今後はどんどん改善していくと思いますが、もうしばらくは我慢が必要です。
ただ、このようなデメリットはあるものの、月3,278円でデータ使い放題は非常に魅力的です。
国内通話はかけ放題ですしキャンペーンもお得なので、月20GB以上使う人やかけ放題オプションを契約中の人は楽天モバイルへの乗り換えを検討しましょう。
楽天モバイルの詳細は、こちらを参考にしてください。
ahamo(アハモ)
最後に紹介するのはahamo(アハモ)です。
2021年3月に開始したドコモの料金プランの一つで、30GBのデータ容量と5分かけ放題がついて月2,970円で使えます。
- 30GBが月2,970円
- さらに5分かけ放題付き
- Dプランのスマホがそのまま使える
- 速度制限後も最大1Mbps
- 海外でも追加料金なし
- 30GB/110GBしか選べない
30GB/5分かけ放題で月2,970円
ahamoは月30GBの容量が2,970円で使えます。
5分以内かけ放題も料金に含まれるので、1回あたりの通話時間を5分以内に抑えれば通話料金もかかりません。
さらに容量が80GB追加される「ahamo大盛り」オプションを追加すれば、110GBが月4,950円で使えるようになりました。
- 30GB+5分かけ放題:月2,970円
- 110GB+5分かけ放題:月4,950円
mineoで20GBプランを契約していた人はそのまま乗り換えられますし、20GB以上使う人にもおすすめです。
データ使用量によってはmineoの方が安い場合もありますが、通信速度が一日中速い、5分かけ放題付き、容量超過後も最大1Mbpsで使えるといった点を含めるとahamoの方がお得かもしれません。
通信速度がずっと速い
昼も速度が低下しない
ahamoはドコモと同じ帯域を使っています。
そのため、通信速度は一日中快適です。
mineoはどの回線でも昼や夕方に遅くなりますが、ahamoなら昼も含めて一日中快適です。
前章で解説したIIJmioも昼に遅くなるので、速度にこだわる人はahamoを選びましょう。
容量超過後も最大1Mbps
ahamoは容量を使い切った後も最大1Mbpsの速度で通信できます。
mineoの通信制限時の速度は最大200kbps(0.2Mbps)なので、ahamoの制限時の速度はかなり速いです。
1Mbpsの速度があれば、Youtubeも360p~480pの画質で詰まらずに視聴できます。
SNSやWEBサイトの閲覧も「ちょっと遅いかな?」くらいの速度で表示されますので、快適とは言えませんがイライラするようなことはありません。
うっかり30GB使い切ってしまった場合もある程度のことは問題なくできるのがahamoのメリットです。
もちろん1GBあたり550円でチャージすれば速度制限は解除されます。
海外でも無料でデータ通信可
ahamoは海外でもそのままの料金でデータ通信が使えます。
対象の国・地域であれば、日本国内と同様に30GBまでのデータ容量が使えます。
追加料金はありませんし、事前申し込みも不要です。
旅行や出張で海外に行く方はahamoがお得です。
なお、楽天モバイルでも2GBまでは追加料金不要で海外でデータ通信できるので、どちらがお得か検討しましょう。
スマホがそのまま使える
ahamoはドコモと同じ回線を使っています。
そのため、mineoでDプランを契約している人は今使っているスマホがそのまま使えます。
SIMロック解除も不要で、SIMを差し替えてAPN設定するだけなので簡単です。
Aプラン・Sプランを契約している人も、古い機種でない限りほとんどのスマホはそのまま使えるでしょう。
詳細は公式サイトの動作確認端末一覧を確認してください。
30GB/110GBしか選べない
ahamoの最大のデメリットは30GBと110GBのプランしかないことです。
選べるのは基本容量の30GBと、大盛りオプション追加時の110GBのみで、30GB以下の小容量のプランはありません。
特に月のデータ使用量が10GB以下の人はもったいないので、10GB以下なら同じドコモ回線が選べるIIJmioがおすすめです。
また、30GB以上使う方や110GB以上使う方は月3,278円でデータ使い放題の楽天モバイルもおすすめです。
- 10GB以下ならIIJmio
- 30GB以上なら…
- 80GBの追加オプション(+1,980円)
- 楽天モバイル(使い放題で月3,278円)
容量が30GB・110GBしか選べない点には注意が必要ですが、ahamoはドコモと同じ品質の通信が格安で使えます。
10GB以上の方はぜひahamoへの乗り換えを検討しましょう。
詳細:ahamo公式サイト
mineoから乗り換えにおすすめのタイミング
MNP転出はいつでもOK
mineoは、MNPで乗り換えた月の料金は日割り計算されます。
マイピタもマイそくも解約月の料金は日割り計算です。
よって、料金面から言えばいつ解約しても同じです。
ただし、データ容量は付与された分が全て使えますので、解約前に使い切りましょう。
各社の乗り換えキャンペーンを確認
もう一つ、乗り換え先の格安SIMキャリアでお得なキャンペーンを実施しているタイミングで乗り換えましょう。
ワイモバイルやUQモバイルは月額料金割引キャンペーンやスマホセール、キャッシュバックが人気です。
mineoから乗り換える手順
他社乗り換えの手順
mineoから他社に乗り換える際の手順は主に以下のとおりです。
- MNP予約番号を発行
- 乗り換え先で転入手続き
- SIM・端末到着
- APN設定
- SIM返却
最近は各社がMNpワンストップに対応したため、事前のMNP予約番号発行は不要になりました。
詳細は下記記事に詳しくまとめています。
mineoからの乗り換えはこちら
以上、mineoから乗り換える場合のおすすめキャリアの紹介でした。
ただしキャリアによって特徴・メリット・デメリットがありますので、本文をよく読んで乗り換えてください。
乗り換えはこちらからどうぞ!
▼速度が快適で割引あり▼
▼au回線から乗り換えなら▼
▼IIJmioの詳細はこちら▼