本記事では、楽天モバイルで使えるGalaxyと自分で機種変更する手順を解説します。
楽天モバイルではGalaxy S23を販売中ですが、ドコモ/auなどで販売されたGalaxyも一部使える機種があります。
楽天モバイルで販売のGalaxy
まず、最もおすすめなのが楽天モバイルで販売されていたGalaxyを使うことです。
楽天モバイルではこれまでに以下の機種が発売されました。
- Galaxy A7
- Galaxy S10
- Galaxy Note10+
- Galaxy A23 5G
- Galaxy Z Flip4
- Galaxy S23
2024年6月時点で販売中なのはGalaxy S23です。
他の機種はすでに終売になりましたが、楽天市場や中古スマホ店などではまだ端末のみが購入できます。
Galaxy A23 5Gは性能が高くないので今から使うのはおすすめしませんが、Galaxy Z Flip4は今からでも十分使えます。
格安の中古はもちろん未使用品も買えるので探してみてください。
私もよく楽天市場やイオシスでスマホを端末のみ購入しています。
Galaxy S23
楽天モバイルでは2023年4月20日にGalaxy S23を発売しました。
Galaxyのフラッグシップモデルで、CPUもカメラも超高性能です。
楽天モバイルで発売されたGalaxy S23の詳細はこちらにまとめています。
Galaxy A23 5G
2022年11月にはGalaxy A23 5Gを発売しました。
エントリーモデルのGalaxyですがカメラはなかなかの性能で、ドコモ/au/ソフトバンクのバンドにも対応しています。
楽天モバイルでの販売は終了しましたが、中古スマホ店や楽天市場などで端末のみを安く購入できます。
楽天モバイルで発売されたGalaxy A23 5Gの詳細はこちらにまとめています。
Galaxy Z Flip4
2022年9月にはGalaxy Z Flip4も発売しました。
価格は高いですが、まだ珍しい折り畳みの形状と高い性能で人気です。
楽天モバイルでの販売は終了しましたが、中古スマホ店や楽天市場などで端末のみを安く購入できます。
楽天モバイルで発売されたGalaxy Z Flip4の詳細はこちらにまとめています。
Galaxy A7
Galaxy A7は私も購入しましたが、低価格でキャンペーンも豪華だったので人気が出ました。
楽天モバイルでの販売は終了しましたが、中古スマホ店や楽天市場などで端末のみを安く購入できます。
今となってはスペックは高くないので個人的にはあまりおすすめしませんが、どうしても安くGalaxyが欲しい方は探してみましょう。
Galaxy A7は楽天モバイル専売でSIMロックもかかっていません。
そのため、端末を用意したらSIMを差し替えるだけで設定ができます。
手動でのAPN設定は不要です。
もしうまく接続されない場合はこちらのページを参考に設定を見直してください。
Galaxy S10
楽天モバイル版のGalaxy S10の搭載CPUは発売当時最高峰のSnapdragon855で、メモリーRAMは8GBと超ハイスペックです。
アウトカメラはトリプルレンズカメラで、AIにより画像が美しく最適化されます。
防水・防塵・おサイフケータイやフルセグにも対応し、ワイヤレス充電も可能です。
発売から時期が経過しましたが、今でもメイン端末としてガンガン使えます。
また、市場に出回った端末数が多いので、中古スマホ店や楽天市場などで端末のみを安く購入できます。
購入時はドコモ版(SC-03L)・au版(SCV41)と間違えないようにしましょう。
楽天モバイル版のGalaxy S10はSIMロックがかかっていません。
そのため、端末を用意したらSIMを差し替えるだけで設定ができます。
手動でのAPN設定は不要です。
もしうまく接続されない場合はこちらのページを参考に設定を見直してください。
Galaxy Note10+
楽天モバイル版のGalaxy Note10+の搭載CPUは発売当時最高峰のSnapdragon855で、メモリーRAMは12GBと、Galaxy S10よりさらにハイスペックです。
Sペンを使って手書きできるのが最大のメリットですが、CPUもカメラも発売当時は超高性能でした。
発売から時期が経過しましたが、今でもメイン端末としてガンガン使えます。
楽天モバイルで発売されたGalaxy Note10+も楽天市場や中古スマホ店で購入できます。
購入時はドコモ版(SC-01M)・au版(SCV45)と間違えないようにしましょう。
楽天モバイル版のGalaxy Note10+はSIMロックがかかっていません。
そのため、端末を用意したらSIMを差し替えるだけで設定ができます。
手動でのAPN設定は不要です。
もしうまく接続されない場合はこちらのページを参考に設定を見直してください。
詳細:Galaxy Note10+のAPN設定 | 楽天モバイル
持ち込みのGalaxyを使う
楽天モバイルでは他社で販売されたGalaxyも一部が使えます。
特にau版のGalaxyは使える機種が多いです。
使えるか確認する方法
自身がお持ちのGalaxyが楽天モバイルで使えるかどうかは「ご利用製品の対応状況確認」に記載されています。
楽天モバイルを契約、または端末を購入する前に必ず確認してください。
SIMロック解除が必要
「ご利用製品の対応状況確認」に記載のある端末でも、SIMロック解除が必要な場合があります。
ドコモ/au/ソフトバンクで販売されたスマホは他のキャリアで使えないようにSIMロックがかかっています。
このSIMロックを解除しないと楽天モバイルでは使えません。
これからGalaxyを買う場合
楽天モバイル以外でGalaxyを買う人は「ご利用製品の対応状況確認」で使えることを確認した上で、楽天市場・Amazonや中古スマホ店で端末のみを買いましょう。
他で端末のみを購入し、SIMを差し替えてAPN設定すれば使えます。
私も楽天市場や中古スマホ店のイオシスなどでよく端末のみを購入しています。
人気のGalaxy機種の使用可否
Galaxy S24・S24 Ultra
Galaxy S24とGalaxy S24 Ultraはドコモ版/au版とSIMフリー版(公開市場版)が発売されました。
記事執筆時点で、楽天モバイル公式サイトのご利用製品の対応状況確認ではどれも動作確認されていません。
ただし、ドコモ版もau版もSIMフリー版(公開市場版)も楽天モバイルが使う主要な4G/5Gバンドを網羅しており、音声通話や4G/5Gのデータ通信は使えるでしょう。
- Galaxy S24 SC-51E(ドコモ)
- Galaxy S24 Ultra SC-52E(〃)
- Galaxy S24 SCG25(au)
- Galaxy S24 Ultra SCG26(〃)
- Galaxy S24(公開市場版)
- Galaxy S24 Ultra(〃)
SIMロックもかかっていないので、楽天モバイルのSIMを差してAPN設定すれば使えるはずです。
ただし、APNの自動設定やETWS(緊急地震速報、津波警報)などの細かい機能には非対応の可能性があります。
おそらくどこで買ったものも対応していると思いますが、気になる人は他機種にしましょう。
Galaxy S24とGalaxy S24 Ultraは新品で買うならサムスン公式サイトでSIMフリー版を買うのがおすすめです。
中古端末(未使用品含む)も楽天市場/Amazonや中古スマホ店で端末のみが購入できますが、中古ならドコモ版やau版の方が安くなるでしょう。
おすすめはSIMフリー版ですが、どれも使えると思うのでドコモ版やau版を選んでもかまいません。
Galaxy S23・S23 Ultra
Galaxy S23は楽天モバイル以外にドコモとauで発売されました。
また、Galaxy S23 Ultraはドコモとauで発売されました。
ドコモ版のGalaxy S23 SC-51D・Galaxy S23 Ultra SC-52Dも、au版のGalaxy S23 SCG19・Galaxy S23 Ultra SCG20も、ご利用製品の対応状況確認に記載があり、主要な機能は問題なく使えます。
ドコモ版もau版もSIMロックもかかっていないのでSIMを差してAPN設定すれば使えます。
どちらもnanoSIM+eSIMのデュアルSIMなので、ドコモ/auのSIMと併用するのもおすすめです。
Galaxy S23とGalaxy S23 Ultraは楽天市場・Amazonや中古スマホ店で端末のみが購入できます。
ただし、APNの自動設定やETWS(緊急地震速報、津波警報)などの細かい機能には非対応です。
Galaxy S23 Ultraは他社版を選ばざるを得ませんが、Galaxy S23は楽天モバイルでも買えますので、楽天モバイルをメインに使う場合は楽天モバイルで購入するのがおすすめです。
Galaxy S22・S22 Ultra
Galaxy S22・Galaxy S22 Ultraはドコモとauで発売されました。
ドコモのGalaxy S22 SC-51C
ドコモ版のGalaxy S22 SC-51Cは「ご利用製品の対応状況確認」に記載の通り、4G/5G通信や通話ができません。
使えるのは楽天回線エリア内でのSMSのみです。
ちなみに、Galaxy S22 Ultra SC-52Cも同じく使えません。
Galaxy S22・S22 Ultraは4GバンドのB3には対応しているので、楽天回線エリア内なら使えないことはないと思います。
ただ、パートナー回線で使うB18/26に非対応なので、使えるエリアが限られます。
どうしてもという人はダメ元で使っても良いと思いますが、個人的にはおすすめしません。
auのGalaxy S22 SCG13
au版のGalaxy S22 SCG13は楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」に記載されており、音声通話・4G通信・5G通信・SMSの基本機能は使えます。
ちなみに、Galaxy S22 Ultra SCG14も同様に基本機能は使えます。
ただしAPN自動設定やETWS(地震速報・津波警報)などの細かい機能には非対応です。
普段使いには問題ありませんが、メインで使う際には注意してください。
Galaxy S21 5G
Galaxy S21 5Gはドコモとauで発売されました。
ドコモのGalaxy S21 5G SC-51B
ドコモ版のGalaxy S21 5G SC-51Bは「ご利用製品の対応状況確認」に記載の通り、4G/5G通信や通話ができません。
使えるのは楽天回線エリア内でのSMSのみです。
ちなみに、Galaxy S21 Ultra 5G SC-52Bも同じく使えません。
Galaxy S21はB3には対応しているので、楽天回線エリア内なら使えないことはないと思います。
ただ、パートナー回線で使うB18/26に非対応なので、使えるエリアが限られます。
どうしてもという方はダメ元で使っても良いと思いますが、個人的にはおすすめしません。
auのGalaxy S21 5G SCG09
au版のGalaxy S21 5G SCG09も楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」に記載されていますが、4G/5G通信が使えないことになっています。
通話・SMSはできるものの、データ通信ができないと使い物になりません。
ちなみに、Galaxy S21+ 5G SCG10も同様にデータ通信ができないと記載されています。
ただし、SNSなどを見ると4Gデータ通信は使えたとの口コミが多いです。(参考)
周波数も対応しているので、おそらく4Gは使えるのではないかと思います。
ただし、使用は自己責任で行ってください。
また、使用前に端末は必ず最新にアップデートするのがおすすめです。
Galaxy S20 5G
Galaxy S20 5Gはドコモとauで発売されました。
ドコモのGalaxy S20 5G SC-51A
ドコモ版のGalaxy S20 5G SC-51Aは「ご利用製品の対応状況確認」に記載の通り、4G/5G通信や通話ができません。
使えるのは楽天回線エリア内でのSMSのみです。
ちなみに、Galaxy S20 Ultra・Galaxy S20+も同じく使えません。
Galaxy S20はB3には対応しているので、楽天回線エリア内なら使えないことはないと思います。
ただ、パートナー回線で使うB18/26に非対応なので、使えるエリアが限られます。
どうしてもという方はダメ元で使っても良いと思いますが、個人的にはおすすめしません。
auのGalaxy S20 5G SCG01
au版のGalaxy S20 5G SCG01は楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」に記載されており、音声通話・4G通信・SMSの基本機能は使えます。
ただし、5Gは非対応です。
ハイスペック機種のGalaxy S20で5Gが使えないのはかなり残念ですね。
ちなみに、Galaxy S20+ 5G SCG02・Galaxy S20 Ultra 5G SCG03も同様に5Gデータ通信ができないと記載されています。
通話・4Gデータ通信・SMSは使えるますが、少しもったいない気がします。
個人的にはUQモバイルやpovoで使うのがおすすめです。
Galaxy Note10+
Galaxy Note10+は楽天モバイル以外にドコモとauで発売されました。
ドコモのGalaxy Note10+ SC-01M
ドコモ版のGalaxy Note10+ SC-01Mは「ご利用製品の対応状況確認」に記載の通り、4G通信や通話ができません。
使えるのは楽天回線エリア内でのSMSのみです。
auのGalaxy Note10+ SCV45
au版のGalaxy Note10+ SCV45は楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」に記載されており、音声通話・4G通信・SMSの基本機能は使えます。
ただし、APNの自動設定やETWS(緊急地震速報、津波警報の受信)などの細かい機能は非対応です。
気になる方、これから端末を買う方は全機能に対応した楽天モバイル版のGalaxy Note10+を買いましょう。
Galaxy M23 5G
Galaxyでは2022年にSIMフリー端末(公開市場版)としてGalaxy M23 5Gを発売しました。
楽天モバイル公式サイトではGalaxy M23 5Gが動作確認されています。
Galaxy M23 5Gは公開市場版らしく、ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルの主要な4Gバンドを網羅しています。
また、5Gバンドn77/n78にも対応しています。
ドコモ5Gのn79には非対応ですが、楽天モバイル以外にソフトバンク回線やau回線でも5Gが使えそうです。
Galaxy M23 5GはAmazonや楽天市場で端末のみを買えますし、イオシスなどの中古スマホ店でも安く購入できます。
Galaxy Z Fold4
Galaxy Z Fold4はドコモとauで発売されました。
ドコモのGalaxy Z Fold4 SC-55C
ドコモのGalaxy Z Fold4 SC-55Cは楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」に記載されており、音声通話・4G/5G通信・SMSの基本機能は使えます。
ドコモ版のGalaxy Z Fold4は大手4キャリアの主要な4G/5Gバンドを網羅しており、楽天モバイル以外の他社でも使えます。
eSIMも使えます。
ただしAPN自動設定やETWS(地震速報・津波警報)などの細かい機能には非対応です。
普段使いには問題ありませんが、メインで使う際には注意してください。
auのGalaxy Z Fold4 SCG16
auのGalaxy Z Fold4 SCG16は楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」に記載されており、音声通話・4G/5G通信・SMSの基本機能は使えます。
au版のGalaxy Z Fold4も大手4キャリアの主要な4G/5Gバンドを網羅しており、楽天モバイル以外の他社でも使えます。
eSIMも使えます。
ただしAPN自動設定やETWS(地震速報・津波警報)などの細かい機能には非対応です。
普段使いには問題ありませんが、メインで使う際には注意してください。
Galaxy A55 5G
Galaxy A55 5Gはドコモ/au/UQモバイルで発売されました。
au版とUQモバイル版は同じ仕様です。
ドコモ版のGalaxy A55 5G SC-53Eも、au版/UQモバイル版のGalaxy A55 5G SCG27も、記事執筆時点ではご利用製品の対応状況確認に記載されていません。
動作確認を待ちましょう。
ドコモ版Galaxy A55 5G SC-53E
ドコモ版のGalaxy A55 5G SC-53Eはまだ「ご利用製品の対応状況確認」に記載されていません。
対応バンドは楽天モバイルの主要な4G/5Gバンドを網羅していますが、前作Galaxy A54 5Gは一部使えない機能があったので確認してから使いましょう。
さらにAPNの自動設定やETWS(緊急地震速報・津波警報の受信)などの細かい機能には非対応の可能性もあります。
au版/UQ版のGalaxy A55 5G SCG27
au版/UQ版のGalaxy A55 5G SCG27はまだ「ご利用製品の対応状況確認」に記載されていません。
対応バンドは楽天モバイルの主要な4G/5Gバンドを網羅していますが、前作Galaxy A54 5Gは一部使えない機能があったので確認してから使いましょう。
さらにAPNの自動設定やETWS(緊急地震速報・津波警報の受信)などの細かい機能には非対応の可能性もあります。
Galaxy A54 5G
Galaxy A54 5Gはドコモ・au・UQモバイルで発売されました。
au版とUQモバイル版は同じ仕様です。
ドコモ版のGalaxy A54 5G SC-53Dも、au版/UQモバイル版のGalaxy A54 5G SCG21も、ご利用製品の対応状況確認に記載されています。
ドコモ版Galaxy A54 5G SC-53D
ドコモ版のGalaxy A54 5G SC-53Dは「ご利用製品の対応状況確認」に記載されており、4Gデータ通信や音声通話などの基本機能が使えます。
ただし、5Gによるデータ通信はできません。
ドコモ版のGalaxy A54 5Gは楽天モバイルの4G/LTEが使うB3/18/26にすべて対応しているので、4G通信は可能です。
ただし、5Gのn77には非対応なので、5Gはほとんど使えません。
また、ETWSなどの細かい機能も非対応です。
au版Galaxy A54 5G SCG21
au版のGalaxy A54 5G SCG21も「ご利用製品の対応状況確認」に記載されており、4Gデータ通信や音声通話などの基本機能が使えます。
ただし、5Gによるデータ通信はできないことになっています。
ただ、シムラボでもSCG21に楽天モバイルのSIMを入れてみましたが、自動でAPNが設定されて5Gのデータ通信もできました。
au版/UQモバイル版のGalaxy A54 5Gは大手4キャリアの主要な4G/5Gバンドをすべて網羅しているので、実際には5Gでも通信できるのかもしれません。
※SCG21で絞込み
ただし、au版・UQモバイル版もAPNの自動設定やETWS(緊急地震速報、津波警報)などの細かい機能には非対応です。
普段使いには問題ありませんが、メインで使う場合には気に留めておきましょう。
Galaxy A53 5G
Galaxy A53 5Gはドコモとau・UQモバイルで発売されました。
ドコモのGalaxy A53 5G SC-53C
2024年6月時点で、楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」にドコモ版のGalaxy A53 5G SC-53Cは記載されていません。
Galaxy A54 5Gは記載されているのにA53の記載はないので、このまま記載されることはないでしょう。
ただし、楽天モバイルのパートナー回線である4GのB18/26にも非対応ですし、5Gのn77にも対応していないのでおそらく使えないでしょう。
バンド3だけで使うといった上級テクニックはあるものの、全国で安定して使うことはできないので使用はおすすめしません。
auのGalaxy A53 5G SCG15
au版・UQモバイル版のGalaxy A53 5Gは楽天モバイル公式サイトで動作確認されています。
それによると、通話・4Gデータ通信・SMSは問題なく使えるようです。
ただし、5G通信はできません。
シムラボでもGalaxy A53 5Gに楽天モバイルのSIMを入れてみましたが、問題なく使えました。
SIMを入れると自動でAPN設定がされ、すぐに通話や4Gのデータ通信ができました。
ただ、使っている中で楽天モバイルの5Gへの接続は確認できませんでした。
動作確認でも5G通信は×になっているので、4Gだけの可能性が高いです。
公式サイトで×になっていても実際は使える場合もあるのですが、SNSでも5Gにはつながらないとの口コミが多いのであきらめた方がよさそうです。
Galaxy A52 5G
Galaxy A52 5Gはドコモのみで発売されました。
楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」によると、ドコモ版のGalaxy A52 5G SC-53Bは4G/5Gデータ通信や通話ができません。
通話とデータ通信ができないと使い物になりません。
Galaxy A52 5G SC-53Bは4G/LTEバンドのB3に対応しているので、もしかしたら楽天回線エリアでは使えるのかもしれません。
しかし、楽天回線エリアはまだまだ十分とは言えず、エリア内でも電波が弱い場合も多いです。
使用はおすすめしません。
Galaxy A52 5G SC-53Bをお持ちの方はahamoやirumoで使いましょう。
Galaxy A51 5G
Galaxy A51 5Gに関する問い合わせも多いです。
Galaxy A51 5Gはドコモとauで発売されました。
ドコモのGalaxy A51 5G SC-54A
楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」によると、ドコモ版のGalaxy A51 5G SC-54Aは4G/5Gデータ通信や通話ができません。
ドコモ版のGalaxy A51 5G SC-54Aはパートナー回線で使う4G/LTEバンドのB18/26に非対応なので、使えるエリアが限られます。
B3には対応しているのでもしかしたら楽天回線エリアでは使えるのかもしれませんが、楽天回線エリアはまだまだ十分とは言えず、エリア内でも電波が弱い場合も多いです。
使用はおすすめしません。
Galaxy A51 5G SC-54Aをお持ちの方はahamoやirumoで使いましょう。
auのGalaxy A51 5G SCG07
au版のGalaxy A51 5G SCG07は楽天モバイルで動作確認されています。
5Gは使えませんが、4Gのデータ通信・通話・SMSは問題なく使えます。
口コミを見ると、SIMを入れると自動でAPN設定されるようです。
ただし、au版のGalaxy A51 5G SCG07にはSIMロックがかかっているので、事前に解除しないと楽天モバイルでは使えません。
また、SIMロック解除コード入力後はSIMステータスを更新をしましょう。
「端末情報」→「ステータス」→「SIM ロックの状態」を選択し、「SIM カードの状態を更新」をタップします。
SIMロック解除の手順はこちらにまとめています。
Galaxy A23 5G
Galaxy A23 5Gは楽天モバイル以外にドコモ・au・UQモバイルで発売されました。
ドコモ版Galaxy A23 5G SC-56C
記事執筆時点で、ドコモ版のGalaxy A23 5G SC-56Cは楽天モバイルで動作確認されていません。
発売後しばらくすると楽天モバイル公式サイトのご利用製品の対応状況確認に記載されると思いますので、動作確認を待ちましょう。
なお、Galaxy A23 5Gは楽天モバイルが使う主要な4G・5Gのバンドを網羅しているので、おそらく使えるでしょう。
ただし、ETWSなどの細かい機能には非対応の可能性が高いです。
楽天モバイルでもGalaxy A23 5Gが発売されましたので、気になる方は楽天モバイル版のGalaxy A23 5Gを買いましょう。
au版のGalaxy A23 5G SCG18
au・UQモバイルで発売されたGalaxy A23 5G SCG18は記事執筆時点で楽天モバイル公式サイトで動作確認されていません。
発売後にこちらのページに記載されると思うので、確認してから使いましょう。
なお、auのスマホは楽天モバイルと相性が良いです。
Galaxy A23 5Gは楽天モバイルのバンドにすべて対応しているので、間違いなく楽天モバイルでも使えるでしょう。
私も楽天モバイルのSIMをさして使ってみましたが、SIMを入れただけで自動でAPNが設定されて4G通信・通話が問題なくできました。
ただし、5G通信はできないかもしれません。
私もマップで5Gエリアになっている場所を歩いてみましたが、5Gにはつながりませんでした。
エリアや電波の問題かもしれませんので、楽天モバイルの動作確認を待ちましょう。
また、ETWS(緊急地震速報などの受信)や110・119時の高精度な位置情報測位にも非対応の可能性もあります。
- 5G
- ETWS(緊急地震速報など)
- 110/119等での高精度な位置測位
個人的にはそれほど重要視していませんが、気になる方は楽天モバイルで対応端末を買えば安心です。
楽天モバイルでもGalaxy A23 5Gが発売されましたので、気になる方はそちらを買いましょう。
Galaxy A22 5G
Galaxy A22はドコモのみで発売されました。
楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」によると、ドコモ版のGalaxy A22 5G SC-56Bは4G/5Gデータ通信や通話ができません。
自社回線エリアでのSMSはできますが、通話とデータ通信ができないと使い物になりません。
Galaxy A22 5G SC-56Bは4G/LTEバンドのB3に対応しているので、もしかしたら楽天回線エリアでは使えるのかもしれません。
しかし、楽天回線エリアはまだまだ十分とは言えず、エリア内でも電波が弱い場合も多いです。
使用はおすすめしません。
Galaxy A22 5G SC-56Bをお持ちの方はahamoやirumoで使いましょう。
Galaxy A21
Galaxy A21はドコモやUQモバイルで格安で販売されており、市場に端末がたくさん出回っています。
ドコモのGalaxy A21 SC-42A
楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」によると、ドコモ版のGalaxy A21 SC-42Aは4Gデータ通信や通話ができません。
ただし、SNSなどを見るとSIMロック解除すれば通話・通信・SMSが可能との口コミが多いです。
参考:価格.com
ドコモ版のGalaxy A21 SC-42Aはパートナー回線で使うB18/26に非対応なので、使えるエリアが限られます。
B3に対応しているので楽天回線エリアでは使えるようですが、楽天回線エリアはまだまだ十分とは言えず、エリア内でも電波が弱い場合も多いです。
端末が余っているので活用したいという方はダメ元で使っても良いと思いますが、今から買うのはやめておきましょう。
どうせ買うなら動作確認されている端末か、UQモバイル版のGalaxy A21の方がおすすめです。
UQモバイルのGalaxy A21
UQモバイル版のGalaxy A21も楽天モバイルでは動作確認されていません。
ただし、au版のGalaxy A21 シンプル SCV49は4Gデータ通信・通話・SMSの基本機能は使えます。
ただし、SNSなどをみるとUQモバイル版も問題なく使えているようです。(価格.com)
私の検証でもau版のGalaxy A20が使えたので、おそらくGalaxy A21も使えるでしょう。
ただし、UQモバイル版のGalaxy A21はSIMフリーとなっているものの、事前にSIMステータスの更新をしないと楽天モバイルでは使えません。
「端末情報」→「ステータス」→「SIM ロックの状態」を選択し、「SIM カードの状態を更新」をタップします。
Galaxyに自分で機種変更する手順
ここから、自分で買ったGalaxyを使う手順を解説します。
手順は簡単で、楽天モバイルで使えるGalaxy本体を用意したらSIMを差し替え、データ移行とAPN設定をするだけです。
ただし、購入後はOSのバージョンを最新にアップデートしておきましょう。
楽天モバイルで使えるか確認
まずは、楽天モバイルで使えるかを確認しましょう。
楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」で確認してください。
また、ドコモ/au/ソフトバンクやUQモバイルで販売された古いGalaxyを使うには、SIMロック解除済みでなければなりません。
SIMロック未解除の端末は、こちらを参考に解除してください。
SIMロック解除後には、Wi-Fiにつないだ状態で、設定 → システム → 端末情報 → SIMカードステータスと表示し、SIMカードステータスが「許可されています」となっていることを確認してください。
「許可されていません」の場合は、下段の「SIMステータス更新」を押してください。
更新すると下記のように画面が変わり、SIMロックが解除されます。
システムアップデート
本体にSIMを入れる前に、システムアップデートをしておきましょう。
必須かどうかはわかりませんが、他機種では最新版にアップデートしないと使えないことがありました。
設定 → システム → システムアップデートをタップし、最新版に更新して再起動してください。
何度か作業を繰り返す必要がある場合もあります。
本体にSIMを差し替え
SIMロック解除した後、楽天モバイルのSIMを本体に差し替えます。
楽天モバイルのSIMカードは1種類なので、iPhoneや他のAndroidスマホから機種変更する場合もSIMカードがそのまま使えます。
eSIMの機種変更もマイページから簡単にできます。
手順はこちらを参考にしてください。
端末初期設定・データ移行
端末にSIMを差し替えて電源をONにすると、端末の初期セットアップが始まります。
この中で以前の端末からのデータ移行も可能です。
データ移行は、前の端末とケーブルで接続したり、ワイヤレスで移行する方法もありますが、画面の指示に従えば簡単に移行できます。
APN設定
端末の初期設定とデータ移行が完了したら、APN設定が必要です。
一部の機種はSIMを差し替えるだけでAPNが自動設定されますが、そのままで4G/5G通信ができない場合は手動で設定が必要です。
設定 → モバイルネットワーク → アクセスポイント名をタップし、APNの一覧に楽天モバイルのAPNがあれば、それを選択するだけでOKです。
▼選択肢があれば選択だけで可▼
選択肢がない場合はAPNを手動で入力する必要があります。
<AndroidのAPN>
項目 | 入力内容 |
---|---|
APN名 | (任意) |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APN タイプ |
default,supl,dun |
APN プロトコル |
IPv4/IPv6 |
APNローミング プロトコル |
IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
※APNタイプでdunが入力不可の場合、「default,supl」または「default,supl,tether」と入力
※PDPタイプは入力箇所なし
もしテザリングができない方は「default,supl,dun」もしくは「default,supl,tether」を入力してみてください。
Rakuten Linkの設定
最後に、通話アプリ「Rakuten Link」の設定をします。
楽天モバイルではこのRakuten Linkを使って通話をすると、国内通話は無料でかけ放題です。
詳細:楽天Linkでできること
以上で設定は終了です。
ギャラクシー使用時の注意点
楽天でんわがデフォルトでON
楽天モバイルで発売されたGalaxyは「楽天でんわ」の機能が初期状態でONになっています。
楽天でんわとは電話料金を安くするサービスで、専用アプリから発信するか電話番号の頭に「0037-68-」をつけて発信することで国内通話料金が通常の半額(11円/30秒)になります。
IP電話ではないので通話品質も通常と同じで、私も以前は使っていました。
詳細:楽天でんわ公式サイト
楽天モバイルのSIMを使う場合はほとんどがRakuten Linkを使うでしょうし、Rakuten Linkを使わない場合も手続き不要で自動で楽天でんわになるので問題ありません。
しかし、他社SIMを入れて使う場合、最初の発信時に登録のアナウンスが流れます。
登録すれば基本料金無料で国内通話料金が半額になるので登録がおすすめです。
あらかじめ登録しておきましょう。
もし楽天でんわが不要な場合は、事前に楽天でんわの設定をOFFにしておいてください。
設定手順はこちらで解説されています。
通常の電話アプリも使える
持ち込みのGalaxyに楽天モバイルのSIMを入れて使う場合、Rakuten Linkでの発着信に加え、通常の電話アプリでの発着信・通話も可能です。
ただし、楽天モバイルはRakuten Linkでの通話は無料でかけ放題ですが、通常の電話アプリでの通話は22円/30秒の料金がかかります。
Rakuten Linkさえ使えるようになれば通常の電話アプリは使えなくても問題ないので、Rakuten Linkの設定を必ず行いましょう。
楽天モバイルの申し込みはこちら
以上、楽天モバイルで使えるGalaxyと自分で機種変更する手順の解説でした。
楽天モバイルではGalaxyを販売していますが、持ち込み機種も使えます。
使用前には必ず「ご利用製品の対応状況確認」を確認してください。
これから端末を買う場合は楽天市場やAmazonで端末のみを買って使いましょう。
楽天モバイルへの申し込みは楽天モバイル公式サイトからどうぞ!
楽天モバイルではお得なポイント還元キャンペーンも実施中です。