本記事ではワイモバイルからmineoにMNPで乗り換える手順と注意点を解説します。
ワイモバイルは通信速度が速くて店舗も多いのがメリットですが、mineoなら料金は安く使い放題プランも選べますし、低速モードも使えます。
お得な乗り換えキャンペーンも実施中です。
ワイモバイルから乗り換える手順
ワイモバイルからマイネオにMNPで乗り換えるには以下の手順が必要です。
- MNP予約番号発行
- mineoで契約手続き
- 回線切り替え
- APN設定
MNP予約番号を発行
まずはワイモバイルでMNP予約番号を発行します。
MNP予約番号とは、電話番号そのままでmineoに乗り換えるための引き継ぎ番号のようなものです。
ワイモバイルのMNP予約番号発行方法は以下の3通りです。
- マイワイモバイル
- ワイモバイル店舗
- カスタマーセンターへ電話
- Ymobileのスマホ:116
- その他:0120-921-156
(9:00~20:00 年中無休)
スマホを契約中の方はマイワイモバイルで発行するのが一番簡単です。
まずマイワイモバイルにアクセスし、ログインします。
「MNP予約番号の発行」を選択し、「次へ」をタップします。
注意点を確認の上、最下段の「次へ」をタップします。
次の画面でアンケートに答え、再び最下段の「次へ」をタップします。
電話番号を確認したうえで、最下段の「申込」をタップします。
↓↓↓
次の画面でMNP予約番号と有効期限がすぐに表示されます。
番号と期限はSMSでも送信されますし、あとからマイページでも確認できますので焦って保存する必要はありません。
SMSは発行後すぐに送られてきます。
他社では翌日~3日ほどかかる場合もありますが、ワイモバイルは即時発行されるのでうれしいですね。
発行手順の詳細はこちらでも解説されています。
ワイモバイルで発行したMNP予約番号の有効期限は15日間です。
この15日以内にマイネオへの乗り換えを完了しなければならないため、マイネオ公式サイトでのMNP乗り換え手続きは10日以上有効期限が残っている状態で手続きする必要があります。
mineoで契約手続き
いよいよ、新しいキャリア「mineo」でMNP転入手続きします。
MNP転入手続きはマイネオ公式サイトで進めます。
手続きは非常に簡単です。
契約プランを選ぶ際に新規契約や機種変更ではなく「現在ご利用中の電話番号を引き継ぐ(MNPを申し込む)」を選択し、あとの画面でMNP予約番号や有効期限などを入力するだけです。
オンラインで簡単に手続きできますし、端末やSIMカードもすぐに送られてきます。
▼MNP転入はこちら▼
回線切り替え・開通
自宅にmineoのSIMカードが届いたら、回線の切り替え手続きが必要です。
この「回線切り替え」手続きをすることでワイモバイルが正式に解約され、mineoへのMNP転入が完了します。
回線の切り替えはmineoのマイページで行います。
1. 端末にSIMカードを挿し、電源を切る
2. マイページにアクセス
3. eo IDでログイン
4. 「登録情報の変更・サポート」から「MNP転入切替/回線切替手続き」を選択
5. 「ICCID/製造番号」の下4桁を入力後、「回線切替」をクリック
※ICCID/製造番号は、SIMカード台紙に記載されています
上記手続き完了後、30分程度で切り替えが完了します。
回線切り替えの注意点などはこちらにも詳しくまとめています。
なお、au・ドコモプランは20時、ソフトバンクプランは18時までに手続きすれば即日開通します。
これ以降は翌日になる可能性があるので、できるだけこの時間内に手続きしましょう。
<回線切り替えの受付時間>
回線切り替え 受付時間 |
当日に 切り替え |
|
---|---|---|
auプラン | 9:00~21:00 | 9:00~20:00 |
ドコモプラン | ||
ソフトバンク プラン |
10:00~19:00 | 10:00~18:00 |
APN設定
mineo以外で買ったスマホを使う場合は、APN設定(ネットワーク設定)が必要です。
APN設定とは、手持ちの端末がmineoの回線でデータ通信できるようにする作業です。
APN設定はこちらのページで詳しく解説されています。
手持ちの端末(Android/iPhone)によってAPN設定の手順が異なるので注意してください。
APN設定後、通話・データ通信が問題なくできたら乗り換えは完了です。
▼MNP転入はこちら▼
MNP乗り換えの費用や注意点
MNP転出手数料は無料
ワイモバイルからmineoに転出する際、MNP転出手数料は無料です。
以前は3,300円のMNP転出手数料がかかっていましたが、2021年春から無料になりました。
mineoの初期費用
mineoの初期費用は全プラン3,740円です。
契約事務手数料が3,300円、SIMカード発行料が440円かかります。
<初期費用>
- 契約事務手数料:3,300円
- SIMカード発行料:440円
このうち、契約事務手数料は紹介キャンペーンを利用すれば無料になります。
周りに契約者がいない場合でも利用できますので、必ずこちらのキャンペーンページを確認してください。
最低利用期間/違約金は廃止
現プランを含め、「スマホベーシックプラン」以降のプランには最低利用期間はありません。
よって、いつ転出しても違約金は不要です。
2019年9月末までメインだったスマホプランS・M・Lには最低利用期間が設定されていましたが、こちらも最低利用期間や違約金は廃止されました。
現在は契約更新月以外でも違約金なしで乗り換えられます。
転出月料金は日割りなし
mineoにMNP転出した月のワイモバイルの月額料金は、月途中の転出であっても満額請求されます。
日割り計算はされません。
端末代は転出後も継続支払
ワイモバイルで端末を24回分割払いで購入し、24回の支払いを終える前にMNP転出する場合、端末代金の残額(残債)は転出後も継続して請求されます。
MNP転出時に一括返済する必要はありません。
ただし、必要であれば一括返済も可能です。
一括返済の手続きは店舗でのみ可能です。
ワイモバイルのSIM返却は不要
ワイモバイルからmineoへの乗り換えが完了した後、ワイモバイルのSIMカードの返却は不要です。
MNP予約番号の有効期限
mineoのWEBサイトでMNP転入手続きをする場合は、ワイモバイルで発行したMNP予約番号の有効期限が10日以上残っている状態でないと手続きできません。
MNP予約番号の有効期限に関わらず、MNP予約番号発行後はすぐにマイネオでMNP転入手続きをしましょう。
もし10日過ぎてしまった場合は、ワイモバイルでMNP予約番号を再取得するか、mineoの店頭で手続きするしかありません。
15日以内に回線切替完了
ワイモバイルで発行してもらったMNP予約番号の有効期限は15日間です。
マイネオでは、この15日以内にSIM契約⇒自宅に到着⇒回線切り替え手続きを終えなければなりません。
MNP開通切替・回線切替の手順
mineoのSIMが届いた後、回線をワイモバイルからmineoに切り替える「回線切り替え」の手続きが必要です。
手順は簡単ですが、受付時間に注意してください。
回線切り替えの詳細はこちらにまとめています。
▼今すぐmineoに乗り換える▼
お得にmineoに乗り換える方法
mineoでは定期的にお得な乗り換えキャンペーンを実施しています。
他キャリアに比べて頻度は少ないですが、料金割引キャンペーンやスマホセールがお得です。
また、キャンペーンを実施していない時でも紹介キャンペーンを利用すれば事務手数料が無料になってお得です。
現在実施中の乗り換えキャンペーンはこちらにまとめています。
お得な乗り換えタイミング
ワイモバイルからmineoへのお得な乗り換えタイミングは月末です。
mineoの契約初月は日割り計算なので、いつ契約してもお得度は同じです。
一方、ワイモバイルはいつ乗り換え手続きをしても解約月の料金は全額請求されます。
日割りにはなりませんので、そうであれば月末まで(データ容量を使い切るまで)使ったほうがお得ですね。
ただし、あまりに月末ギリギリを狙いすぎると、誤って回線開通が翌月になった場合にもう1ヶ月分余計にワイモバイルの料金を支払うことになります。
あまり無理せず、余裕を持って続きするのがおすすめです。
mineoで使えるワイモバイル端末
mineoでは人気のSIMフリースマホやiPhoneが購入できます。
しかし、ワイモバイルのスマホをmineoでそのまま使うことも可能です。
ただし、使えない端末があったりSIMロック解除が必要な場合があります。
必ず事前にマイネオ公式サイトの動作確認端末一覧ページを確認してください。
使えるiPhone
ワイモバイルで買ったiPhoneもmineoで使えます。
ただしワイモバイルで2021年5月11日までに販売されたiPhoneにはSIMロックがかかっていますので、そのままだとmineoでは使えません。
事前にSIMロック解除が必要です。
mineoのSプランでもSIMロック解除なしでは使えませんので注意してください。
SIMロックを解除すれば、mineoのどの回線プランでも使えます。
SIMロック解除は簡単で費用も無料ですので、ワイモバイルのマイページから手続きしてください。
使えるAndroid
ワイモバイルで買ったAndroidのスマホは、SIMロック解除した上でSプランで使いましょう。
ワイモバイルのAndroidはほとんどがSIMロックされているため、ロックを解除しないとmineoでは使えません。
また、SIMロック解除すればDプラン・Aプランでも使えないことはないですが、一部のバンド(周波数)に対応していないため、電波が弱くなる可能性があります。
Sプラン以外で使うのはおすすめしません。
なお、一部のAndroidスマホはどの回線でも選べます。
OPPO Reno3 A・Reno5 A・Reno7 AやAQUOSシリーズなどはタイプAやタイプDでも使えますが、必ずmineoの動作確認端末一覧に従ってください。
動作確認端末一覧に記載がない場合は、自己責任となります。
不安な方は、確実に使えるSプランを選びましょう。
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mineoとワイモバイルの比較
メリット・デメリット一覧
ワイモバイルからmineoに乗り換えるメリット・デメリットは以下のとおりです。
- 月額料金が安い
- 国内通話が無料で半額
- 低速モードが使える
- 自分にあったプランが豊富
- 通信速度は遅い
- 店舗が少ない
詳細:ワイモバイルのメリット・デメリットまとめ
詳細:マイネオのメリット・デメリットまとめ
低速モードが使える
低速モードとは、通信速度を低速に切り替えることで速度は制限されますがデータ容量を消費しないサービスです。
ほとんどの格安SIMではこの低速モードを使えますが、ワイモバイルには低速モードがありません。
しかし、mineoには低速モード・節約モードがあり、アプリやマイページでワンタッチで切替可能です。
うまく使えばデータ容量を節約できるので、これもmineoに乗り換えるメリットですね。
使い放題プランが選べる
mineoは使い放題プランが豊富に選べるので、動画をたくさん観る方はマイネオがおすすめです。
まず、通常プラン(マイピタ)にはパケット放題Plusというオプションが追加できます。
通常プランに月385円を追加すれば、低速モードON時の最大速度が1.5Mbpsになり使い放題になります。
1.5Mbpsの速度があればYoutubeも480p~720pで快適に視聴できるので、動画をたくさん視聴できますね。
また、2022年にはマイそくという使い放題プランが開始しました。
最大32kbpsのスーパーライト(月250円)、最大300kbpsのライト(月660円)、最大1.5Mbpsのスタンダート(月990円)、最大3Mbpsのプレミアム(月2,200円)が選べます。
平日のお昼は速度制限があるものの、その分料金はかなり安いです。
mineoでんわで通話料が半額
mineoの国内通話料金は30秒ごとに22円です。
しかし、この通話料金は無料のアプリ「mineoでんわ」を利用すれば誰でも半額の10円/30秒にすることができます。
半額にする方法はアプリから発信するだけです。
電話帳も使用できますし操作も非常に簡単です。
アプリのインストールや月額料金は無料ですので、誰でもかんたんに通話料金を半額にすることができます。
また、mineoではまもなくアプリを使わなくても自動で半額になるオートプレフィックス付与が開始する予定です。
通信速度は遅い
ワイモバイルからmineoに乗り換える最大のデメリットは、通信速度です。
mineoの通信速度も格安SIMでは快適な方です。
ただし、お昼や朝夕の混雑時は速度が遅くなります。
しかし、ワイモバイルの通信速度は圧倒的に速いです。
私も速度を毎月計測していますが、ワイモバイルとUQモバイルの速度は本当に快適ですね。
ワイモバイルは最も混雑するお昼でも全く速度が落ちないので、mineoに乗り換えると少々我慢が必要です。
店舗が少ない
ワイモバイルには全国に2000以上の実店舗があるのが強みです。
何かあったときに店舗に駆け込めるのは安心ですね。
一方、mineoにも店舗があるものの、ほとんどは新規契約のみの店舗で、サポートまでできる店舗はかなり少ないです。
各種手続きはマイページから簡単にできますが、不安な方はワイモバイルに残ったほうが良いかもしれません。
ワイモバイルからmineoへの乗り換えはこちら
以上、ワイモバイルからmineoに乗り換える手順と注意点の解説でした。
mineoは料金が安く、低速モードも利用できます。
マイネオの契約はマイネオ公式サイトがお得です。
契約前には必ずキャンペーン情報を確認してくださいね。